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2024年 新年のご挨拶

                          

株式会社トプコン・エシロールジャパン
代表取締役社長
加藤 光明

 新年あけましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。

 平素は、弊社製品をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

 昨年は、5月に新型コロナウイルス感染症の位置づけが「2類感染症」から、季節性インフルエンザと同じ「5類感染症」になりました。マスクの着用は個人に一任され、飛沫防止アクリルパネルの撤去等、対応力を踏まえた新しい日常生活習慣が始まりました。世界的にも、ロシアウクライナ戦争は1年以上経過し、新たにイスラエル戦争の勃発、政情不安や物価高、人口減少など、激動の時代はまだまだ続いております。

 明るいニュースでは、2023年ワールド・ベースボール・クラシックでの劇的な優勝、ラグビーワールドカップ2023決勝トーナメント進出等がありました。

 3年強余りのコロナ禍の中、弊社のビジネス様式も大きく変化しました。「リモートワーク」「時差出勤」「リモート会議」などフレキシブルな働き方が次々と導入され、当初は違和感を覚えた直接対面の無い業務も、次第に認知され、効率の良さもあり、通常業務の一環となりました。当然、お得意様との直接対面でのコミュニケーションの重要性もございますので、今後は更にリアルとデジタルを融合したご満足頂ける新しいサービスの提供が必要になると考えております。

 さて、iOFT2023では、「使用目的に合わせた視力測定」とのご提案を行いました。1つ目は明暗視の体験提案、明暗視モードを搭載した『KR-1W』と明暗視を体験できる測定室に『CV-5000PRO・MC-5S』を設置する事で、暗所と明所での見え方を体験できる測定をご提案しました。2つ目は『Chronos』、両眼同時他覚測定と両眼開放自覚測定に加え、5mから25cmまで設置距離を自由に設定し屈折測定を行う事ができます。遠く用からスマホ用まで、お客様の使用目的とライフスタイルに合わせたメガネ処方の提案を行いました。3つ目は『VR-800』最小0.01DStepで高精細に測定結果を表示できます。より見え心地のよい度数微調整を行う提案を行いました。その他、お掛けのメガネをフルオート/両眼同時測定するオートレンズアナライザー『SOLOS』では、容易な操作性と多機能をご紹介しご好評を得ました。

 トプコン・エシロールジャパンは、皆様に“クリアな視界”、“健康で快適な生活のためのビジョン”を提供するため、眼鏡店様を支援するソリューションを提案し続けることが使命であると考えています。お客様の求める「QOL(Quality of Life)」 「QOV(Quality of Vision)」を満足させる質の高い「視覚」の提供を可能にする製品展開を進めていきます。

 最後になりましたが、眼鏡業界の益々の発展と皆様のご繁栄とご健勝をお祈りいたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。 本年も何卒よろしくお願いいたします。